わたしがエイターになるまで
前回の続きをブログらしく次の日に書こうと思ったけど思い立ったらやめられない猪突猛進オタクなのでもう書いちゃう。
前回のブログで無事追っかけオタクになったわたしが就職して現在に至るまでです。
見事追っかけオタクに進化したわたしは無事就職し、社会人になります。
社会人を舐めきっていた田舎っぺのわたしはその荒波の厳しさにすぐ私生活を放棄しました。
毎日仕事のために朝起きて通勤する大変さ、お客様のために自分を殺すしんどさ、学生バイトと社会人では格段に違う責任の重さ。
一年目のわたしはこれらに慣れるために精一杯で、友人はおろか、自分の生活でさえちゃんと送ることができませんでした。
そんな中ではっきりいって仕舞えば赤の他人である推しを、推し続けることができませんでした。
推しの魅力は変わらないのに。
推しの人気は上がっていくのに。
推しは、たぶんイベントに行けなくなったわたしをもう認知してくれない。
今思えば新社会人のころの仕事なんて一瞬でこなせます。それは今のキャパシティがあるから。今の能力があるから。
あのころのわたしは学生から社会人という立場に変わって数ヶ月で、大学とは違う、たくさんの「楽しくない初めて」についていくことにいっぱいいっぱいで、趣味に興じる余裕がなかったのです。
そして数ヶ月推しから離れたわたしは、もう同じ場所に戻れませんでした。
いつの間にか知らない仕事をしている推し。SNSで見る姿はもう絡む俳優さんもまた知らない人になっていて、次のお仕事の予告もたくさん。
自分の見ていない舞台の感想。
もともと気持ち重めなファンなので、過激派、とは言えませんが、推しが遠い場所に行ってしまったようで、わたしは応援できなくなってしまいました。
もちろん追いかけるのをやめたのは自分。
彼は自分の仕事をこなし、どんどんと実力をつけその実力で新たにファンを獲得して行ったのです。彼が遠くに行ったと錯覚を起こした自分が納得するには自分から遠のいたという事実を頭から捨てることしかできなかったのです。
そうしてわたしは少しずつ少しずつ今まで一番深く沈んだ沼から上がって行きました。
ありがたいことに上司や同期に恵まれ、仕事にも慣れ、生活も落ち着いてきました。
数年間のオタク生活で培ったネタも人間関係構築に役立ち、新たなお友達も増えました。
ところで社会人になって気づいたけどオタクってこんなにいるのに普段どこに隠れてんの???
絶妙な質問で探りあいをしている時間、結構好き。
そして社会人になって一年と数ヶ月。
お友達からあるお誘いをいただきました。
それが関ジャニのライブへのお誘いです。
この当時のわたしは、ジャニーズはまっっったく興味がなく、冠番組を持つようなグループの名前と、山田涼介の顔が世界で一番美しいということしか知りませんでした。
ちなみに山田涼介の顔に関しては今でも思っております。
「関ジャニって村上くん…が夜ふかし出てる人だよね?あとは大倉くん…太鼓の達人の人…?あとはちょっとわからないですね…」
これがわたしのライブを見る前の知識です。
いや情報少なすぎだろ。
とにもかくにもわたしは未知の領域であるジャニーズへの第一歩を踏み出したわけです。
いざライブ当日。
予習もせず東京ドームにいざ出陣。
うちわは胸の高さより上にあげない、というマナーは守ろうと心に決めるも、うちわどころがペンライトも買わずライブTシャツのみを購入。
その物販の行列にも驚きましたが、そのファンの女子力に驚きました。
とにかくみんな可愛い。
デートに来てるみたいに可愛い!
大学の頃に何個か行ったライブは動きやすい格好で参加、みたいらバンドのライブしか行ったことなかったらカルチャーショックでした。
この時ばかりはライブと聞いて伸縮性のあるジーンズと履き慣れたスニーカーで参戦した自分を恥じました。
とはいえ一度参戦を決めたライブ。ここで怖気付いて帰るわけには行きません。
参加するからには楽しまなければと席についてみれば。
あ…アリーナ席………
ちょうどトロッコが通る席でした。
お誘いいただいた友人からトロッコが通るかもと聞いてひとしきりはしゃいでしばらくすると間も無く開演のアナウンス。
ドーム内はペンライトのキラキラとファンの人たちの熱気でいっぱい。
こんな大きな現場は初めてでした。
そして開演。
そこからはあっという間でした。
テレビで見るバラエティーとは違うアイドルを見せつける村上くん
年齢を疑う色気たっぷりのおもしろお兄ちゃんの横山くん
とにかくファンサ、溢れるファンサの丸山くん
ステージ上から伝わる可愛い&男前の波動安田くん
顔面最終兵器錦戸くん
あっこのひと大奥の映画で見たイケメンじゃん大倉くん
歌うま激アツお兄さんすばるくん
(※ライブ初見の素人のその時の感想です許して)
とにかく圧倒されました。
関ジャニってやっぱりバラエティーのイメージが強くて、ライブのイメージができなくて、どんな感じなんだろうという気持ちで最初はドームに入っていました。
しかしドームを出る頃には、すっかりアイドルとしての関ジャニに夢中になっていました。
たくさんの照明やペンライトに照らされてステージで歌って踊る彼らはまぎれもないアイドルで、何か特別なマイナスイオン的なサムシングを浴びているんじゃないか…こう…高級な化粧水的な…保湿成分たっぷりな…というくらい次の日はお肌が絶好調でしたたぶんイケメンを見てゼロに等しい女性ホルモンが放出されたのでしょう。
初めてのジャニーズのライブでわたしはしばらく忘れていたオタク心に何かを引っ掛けてきました。
そして今はそれを大きく膨らましている途中です。
ちなみに現在わたしの担当は村上くん。
普段とのギャップに初めてのライブですっかりやられてしまいました。
書きたい部分だけを書き出したメモ的ブログですがこれでわたしがエイターになるまでは終了です。
次からは好きに書くぞ。
皆様もうご存知だとは思いますがわたくし関ジャニとおんなじくらい飯が好きですので飯ブログになる可能性もなきにしもあらずです。
どうぞよろしくお願いいたします。
追っかけオタクになるまで
2◯才。社会人という人生の高い果てしない山を登り始めたばかりのわたしが関ジャニを好きになった話。の底までの成り行き前半。
ここで最初にお伝えしておきますが、マイペースでの応援ゆえまだ見れていないライブ、持っていないCD、収集できていない以前の番組の情報等…まだまだ足りない部分があります。
新米エイター(と名乗るにも恐れ多い)の記事です。生暖かい保温レベルの目で見てください。
そもそもオタクの道を歩み始めたのは中学2年生。
ど底辺のような中学時代、わたしの楽しみは銀魂という漫画でした。最近も実写映画でとても話題になっていたけれど、もちろん見に行きました。面白かったですね。
それまで漫画をあまり読むことのなかったわたしは、銀魂という個性的で魅力的なキャラ、ギャグパートとシリアスパートのいいバランスのストーリーの銀魂にズブズブハマって行き無事夢女子の道と腐女子の道を通りました。
おめでとうございます。元気な女の子のオタクですよ。
高校時代は主ジャンルを増やして行き、いたたた夢サイトや、自己満イラストサイトを開設しては途中で投げ出しておりました。
だって人のクオリティ高杉作品見てる方が楽しいんだもん。
大学時代。
地元を離れ、1人も知り合いのいない県外へ飛び出したわたしはカゴを抜け出した青い鳥。いや、暑いデブ。
初めての一人暮らし。
誰にも見られることのない部屋。
やることは一つでした。
部屋を自分だけの城にすること。
夢女子と腐女子のハイブリッドだったわたし、幸い所謂地雷というものもなく、オタクグッズは増えるばかり。
バイトを始め自由なお金も増え、漫画とグッズ、そして外食が増えたため脂肪も増えました。
薄い本も貯まれば辞書レベル。百科事典も怖くない。束にすれば鈍器。小指をぶつけては痛みに悶えていました。
しかしそれも1年生のうち。初めての大学。初めてのサークル。初めてのバイト。
今まで自分の世界に引きこもっていたわたしは大学時代を謳歌しようと、オタクしながらも日常生活にも力を入れていました。
次第に私生活が楽しくなってきて、今まで二次元だけと向き合ってきたわたしに、外界との繋がりができ始めたのです。
その頃から少しずつ、オタク生活から離れ始めていました。
外食と体重だけは増えて行きました。
大学2年生の頃にはすっかり漫画はタンスの肥やし、フィギュアも埃を被り、追っかけるアニメもなくSNSもただの飯テロアカウントになっていました。
3次元がこんなに楽しいのかと、3次元の人間ってこんなに優しいのかと。
今まで2次元にどハマりしていたオタクは思っていたのです。
しかしこの翌年。
わたしの人生を変えるコンテンツと出会います。
ミュージカル テニスの王子様
聞いたことがある方も多いでしょう。
わたし自身原作は中学時代に読んだことがあっただけで、そこまでどハマりしていなかったのですが、友人の誘いによりありがたいことに観劇することになりました。
その当時ネタ程度にしか見ていなかったのですが、実際に見たわたしは初回で着実につま先を、その沼の淵に引っ掛けていたのです。
「え、あの人かっこいい、誰?」
これが沼の淵。
「へえ…他の舞台にも出てたりするんだ」
これが浅瀬
「円盤お渡しイベント!?」
これが中間
「…誕生日イベント…?チェキも撮れるの…?」
沼の底です。
わたしが沼の淵につま先引っ掛けて底なし沼に沈んでいった経緯です。オタクならよくあるんじゃないですか???
わたしは一人の推し俳優を見つけ、大学の全てをその人に注ぎました。
2次元から3次元へ、その狭間の2.5次元へと身を置きました。
地方学生だったため毎月のように東京に遠征、出演舞台は全通or一日マチソワ観劇。接触イベントは自分の中でこの上ないオシャレをして当日チェキ券の購入。物販は、ここからここまでぜーんぶ頂戴!!!!
彼のやっているSNSを全てフォロー、つながりのある俳優もフォロー。
写真集だって3冊買ったし、同じ舞台の公演を見たのに、感動しすぎて同じ生写真を買ったり。
挙句握手会の後には自分の手の匂いを嗅いだりしてました。
残念オブ残念。
遠征した都会の街中でひとり手の匂いを嗅ぐオタク。
しんどみが深い。
これが大学卒業まで続くわけなのですが私の本来書きたいブログは今の趣味の話ですので次に少し続いたら終わります。